トイレで💩ではなく頭を流し、手ではなく頭を乾かした日

シベリア鉄道

3日目 1日が25時間になった日

不意に恐れていたことが頭をよぎる。

頭洗いてえええ

最初は1週間頭洗わなくてもいけるっしょ!なんて高を括っていましたがそんなの2日が限界。ただでさえ汗っかきな僕が1週間を我慢するだなんて流石に無理がありました。日本を出る際に母が水を使わないシャンプーなるものを持たせてくれたのでトイレにて使ってみたのですがあまり効果はみられない。まるでインフルエンザ明けのような頭の僕には洗髪以外の選択肢はありませんでした。

ただこの列車にはシャワー室なんて高価なものはついていない、そうなったら考えられるのは1つだけ。。

トイレで洗うべ^^

臭いは馬小屋ですが洗面台は一応お湯がでるので贅沢など言ってられません。しかし洗面台がいかんせん狭い&低い&小さいのでほぼ前屈体制でコップにお湯を貯めそれを頭にかける行為を繰り返しなんとか洗うことができました。

控え目に言って最高でした。

2日ぶりの洗髪ですっきりし、ご満悦の僕と三岩、英語話せた乗車客

以上が2日目のレポートになります。

流石にこれだけだとまずいので2日目にあった面白い事でも、、

ロシアにおける時差の不思議

ロシアは国土が広いがゆえ、ロシア国内で時差が生じます。特に今回のシベリア鉄道は大陸を横断するため何度か時間が戻ることがありました。僕らがそれに気づいたのは2日目のことです。

こんな感じで色ごとに時間が変わります。

https://www.time-j.net/WorldTime/Country/RU

前日の夜についに鉄道のタイムテーブルが書かれたものを入手した僕らは18時47分に長めの停車があることを確認、ブログを書いたりポーカーをしながらその時が来るのを待っていた。そして時刻がついに18時に!あと47分だ~なんて話しながら停車を待つも停まる気配がない。おかしいと思いながらiPhoneを見ると時間は17時47分。最悪なタイミングで時差が起きた。文句を言っても何も変わらないがこれは酷すぎる仕打ちだよ、、

赤線で区切られた部分で時間が変わる模様。ちなみにこの現象はこの先も僕らを苦しめた。

4日目 洗髪革命が起きる

朝3時に起床、というか隣人がなぜか起こしてくれた。長い停車の度にたばこを吸いに行くのを見ていた彼が親切に起こしてくれたんだと思うだけどマジで今じゃない。ただ起きちゃったからとりあえず吸いに行く。この時点で気温は-24度だったので外に出たら一発で目が覚める。そして車内に戻ってもちろん二度寝。信じてもらえないと思うけど午前中の記録はこれで終わり。写真もないです。

午後は隣人と三岩と優雅にオセロやビリヤードゲームしながらまったりとしてました。

序盤接待プレイからの終盤ぼこぼこにした新社会人不適合者三岩

そうこうしてると時刻は20時に。30分停車の駅だったので二人で降車しトイレへ向かう。お目当てはトイレの洗面台。なんと駅のトイレは広くきれいで常にお湯がでる。こんな絶好の場所を逃すわけにはいかない。洗髪中は他の利用客から白い目で見られていたに違いない。ただそんなもの気にしていたら何もできないので気にせずガンガン洗ってしまった。

頭もさっぱりし電車に戻ろうとすると”アレ”が目に入る。そうハンドドライヤーだ(しかもダイソン製のいいやつ)正直迷った。これで頭を乾かすのはさすがに非常識だとか恥ずかしさはないのか?とか。ただそんなものは当然ない。シベリアの地にてありがてぇ!という言葉がトイレに響いた。

おかげでさっぱり☆彡

軽やかな足取りで帰る僕ら。外が寒く感じなかったのは気のせいだろうね。

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