皆さんこんにちは。今回は僕も驚きと感動は止まらなかったエジプトのリゾート地ダハブ編です。イスラエルの脅威の物価の高さによりイスラエル脱出を早急に図っていた僕らでしたが、土曜日はシャバット(ユダヤ教の安息日)のため主な交通機関が止まっており滞在が1日延びたことから話は始まります。
朝の7時のバスに乗るために思いバックパックを背負ってバスステーションまで行くも完全に閉まっており、通行人に話を聞くとシャバットの日は夜までバスは走らないとのこと。朝のバスに乗れない時点で国境越えは厳しいので泣く泣く来た道を引き返し宿に戻る。

アホ過ぎてもはや笑いが止まらない僕たち。心は泣いてます。
夜には町が活気づいてきたので前日のうちにチケットを購入しに窓口へ。国境付近の町エイラットまで片道70シェケル(1シェケルは32円)。窓口の人は英語ペラペラだったので何不自由しませんでした。
バスの時間は7時半を選択。1時間おきに出てるみたいでまだまだバスはありましたが時間に余裕を持ちたかったので早めのバスにしときました。
エイラットまでは約4時間。Wi-Fiが今回も使えると思ってNetfrixを見る予定だったんだけどまさかの接続できず断念、爆睡してたよん。
休憩を一回はさみエイラットに到着、ここからさらにターブという場所を目指す。ターブまでは降車地から15番のバスに乗って行くことができる。値段は4シェケル。やっすと思ったけど日本と変わらなかった(笑)

エイラットも海がきれいな街だった!ついにここからイスラエルを出国する。
事前に調べた情報だと出国に時間がかかるって聞いていたんだけどそんなことはなく武器は持っていないか?とかエジプトの宿は取ってる?等の簡単な質問をされた後に出国税(107シェケル)を払っておしまい。
パスポートコントロールでイスラエルの出国スタンプを貰いたかったんだけどスタンプの代わりに情報が記載された紙を渡されてスタンプはないのよ~と言われて断念。相当なもの好きに見えたんだろうなうちら

出国が終わったら今度はエジプト側で入国手続き。こっちもイスラエル同様に行く場所やら宿を聞かれて終わり。事前に取ったE-VISAは印刷しなくてもスマホの画面でいけた。
国境を抜けたらバス停までは約1㎞を歩く。もうバックパック重い。。タクシー乗りたい。。

暑さとバックパックの重さに負けそうになるも歩き続けていると左手にバス停が見える。話によるとダハブまでのバスは15時の1本しかないようなので注意。
僕らは1時ごろにはバス停に着いたのでとりあえず腹ごしらえ。ファラフェルが1個10シェケル。ここではシェケルが使えたので残しておいて正解だったかも。ちなみにダハブまでのバスは80エジプトポンド(約560円)ネットの情報より2倍近く取られたので多分ぼったくられたと思う。
しかもここではお金を払ったのにチケットを渡してくれない。一応お金を払った奴がバスの運転手ではあったが必ずレシートを要求したほうがよい。そこまで強く要求しないとチケットを僕らにくれなかった、途中でチケットを見せろと要求されたので危なかったです。

時間になったのでバスに乗車。発車してすぐに入国税として400EGP(2800円)徴収される。高すぎい!
そしてこのバス、尋常じゃないスピードを出す。おかげで3時間くらいでダハブに到着。

着いたのは夜だったんだけど海沿いは本当に栄えてる!タイの夜市に来た感じ。
夜飯を食べるがてらぶらっと歩いて感じたのが本当に物価が安い!お腹いっぱい食べて80EGP(約560円)ビールが1本25EGP(約200円)イスラエルで散々我慢してきた僕らにとってもはや天国といっても過言ではなかった。

次の日は海に隣接しているお店でバカンス開始!ダハブはスキューバが有名な町なんだけど普通に泳いでる人も沢山いる。ほとんどのお店が海沿いなので水着で入ってご飯食べたら海にそのまま入って寝っ転がってシーシャ吸ってまた海に。なんてことができる。


幸せ過ぎて3時間くらいのんびりしてた。あとこの写真乳首の毛やばい
そしてみんなに一番伝えたいのが海の青さ!とにかく透き通っていて眺めてるだけでも楽しい。空よりも青い海はロシア・イスラエルで疲れ果てた僕らを癒してくれました。

水温は低かったけどカラッと晴れていたから2月でも全然泳げるよん。海青すぎい!
この時期は観光客よりもエジプト人の方が多く訪れてました。ほとんどのお店は英語が通じますがWi-Fiが使える場所がほとんどありません。
ブログがホステルでしか書けなかったのが少し残念だったかな。

三岩は爆買い中国人みたいな風貌になってました
まとめ
今まで行った場所の中では間違いなく№3内に入る場所です。この海の綺麗さと物価の安さが合わさった場所は他にないと思いました。ただ場所がシナイ半島の南側なので行くとなるとカイロから飛行機で飛ぶか10時間のバス、またはイスラエルから陸路で入国するしかありません。飛行機はべら棒に高いですしバスはエジプト内の渡航レベル3を走ります。
行くには結構大変な場所だと思いますが、行きたい方いれば僕が完璧にガイドしてみせます。
また現地では結構な確率で中国人に間違われます。中には明らかに嫌がらせのように中国語で絡んでくる奴らもチラホラいました。素敵な場所なだけにそんな奴らがある程度存在することが残念でした。(エジプト人にしつこくからかわれたときは持っていたビール瓶で殴り倒してやろうかと思いました)まあ所詮小さい世界で生きてるような奴らなので華麗に無視してやりましょう。
オマケ
ダハブて買ってよかったものを紹介します。

フード付きのポンチョです。現地では3人に1人がポンチョを着用しているほどダハブでは人気でした。昼間は暑いダハブですが夜は少し冷えます。そんな時にポンチョがあると中々暖かいので便利です。僕は毎日愛用していてカイロでも使ってます。このポンチョは帰ったら誰かにお土産であげる予定です。
滞在したのは2日間でしたが確かに”溺れる町”と呼ばれる意味がわかりました。こんな綺麗な海を目の前にしたら確かに溺れてしまいそうです。というか溺れかけてましたね。
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