2泊3日の弾丸観光 迷宮都市フェズ

モロッコ

皆さんこんにちは。ヨーロッパまで残すところ2日のたけるです。

タンジェ滞在4日目に父から何もしないより色んな場所に足を運べと激励を受けタンジェからフェズへプチ旅行してまいりました。

町全体が世界遺産に登録されているフェズは控えめに言って最高でした。

タンジェからフェズへ

距離的にバスか鉄道でしか行けないので今回もCTMバスを利用しました。タンジェからは片道7時間ほどで途中シャウエンの町にも停車します。

CTMのサイトでは72時間以内の日程のチケットは取れずクレジットカードもモロッコで発行されたものしか利用できません。なので当日にバスターミナルで購入。値段は片道120MAD(約1300円)タンジェのバスターミナルは綺麗でなぜかここではカードで購入することができました。

バスにはシャウエンへ向かう観光客もいたので少し混みあっています。もしかしたら事前にチケットは購入しておいた方がいいかも?

フェズの町に到着

バスは新市街のターミナルに停まります。ここから旧市街は歩ける距離ではないのでシェアタクシーを利用。1人25MAD(約300円)

*注意 

タクシーに乗る場合は宿泊する宿の近くに道で降ろしてもらうのが絶対にいい。旧市街までと伝えると旧市街入り口で降ろされます。ホステルなんかはさらにその奥に密集しているのでそこから20分歩く羽目になります。僕はそれで暗闇の旧市街を20分歩きました。また夜はとにかく治安がよくないので女性は特に気を付けましょう。

フェズの旧市街

この大きな門が目印です。僕はブー・ジュルード門からではなくここから入りました。どっちから入っても変わんないです。

中にはお土産屋がずらっと並んでいます。また皮製品のにおいで溢れています。無理な客引きはいないですが商品の値段を聞くだけで相手は商売モードになるので慣れていない人は注意。

内部は入り組んでいて迷路のようになっており何度も迷いました(笑)Googleマップの精度もあまりよろしくないので困った時は他の観光客やツアー客に着いていったりしました。ついでにガイドの説明も盗み聞き。あんまりやると注意されます。

旧市街には小道も沢山あり迂闊に入るとどんどん迷います。ただ小道にもお店は沢山あるので楽しかったです。たまに無料でガイドしようか?なんて声を掛けられたりしますが無視しましょう。この国に無料なんて言葉は存在しません。

途中お腹が減ったのでチキンの入ったサンドイッチを食べました。1つ10MAD。そこら中にタジン鍋やクスクスのお店はありますが1回食べれば十分なので脇道の個人店で購入。この国はパンがめちゃくちゃ美味しいです。パンだけは毎日食べても飽きません。

迷いながらも歩いているとブー・ジュルード門に到着。僕の大好きな緑色です。この前にいるキャッチはとにかく気分が悪いです。執拗に国籍を聞いてきて無視しているとコロナと叫ばれます。まあレベルの低い奴らなのでガン無視が安定。広い心を持ちましょう。僕はブチギレそうになりましたが(小笑)

実はこの門の近くにCTMのバス停が

なぜかフェズから出発するバスは旧市街からも乗れます。ただフェズからタンジェ・シャウエンに向かうバスは同じ且つ人気路線なので前日のうちにチケットは買いに行きました。

この大きな建物がバスターミナルです。

中に入って左に曲がるとCTMのチケットカウンターを発見。タンジェまで片道125MADでした。

バスのタイムテーブルです。他の人の記事ではこれは新市街発の時間だから30分早く来た方がいいと書いてありましたが普通に旧市街発の時間です。僕はそれに騙されて30分以上待たされました。当日はここの売り場の前で待っていると受付のお兄ちゃんが乗り場まで連れて行ってくれます。ちなみに乗り場は建物を出た大通りでした。

タンネリー

チケット購入後は再び旧市街に戻りタンネリーへと向かいます。

タンネリーに行く際はここが鉄板です。旧市街の至る所でタンネリー見るか?と声を掛けられ付いていくと機織りを見せられます。酷いときはそれだけでお金を要求されるので絶対に気を付けましょう。ちなみにここに向かう際も途中からガイドみたいな奴が勝手に現れ勝手にガイドをしてきます。ガン無視安定です。中に入るのは無料なのにチップを要求されます。キッパリ断りましょう。

眺めは最高でした。一緒にいた人はみんなミントの葉で鼻を覆い、匂いを消していましたがそこまで臭くないです。みんなブログだから大袈裟に書いてんだなって思いました。(笑)

僕はミントなんて使いません。本当に気になる人は気になるって感じです。ここで革製品の伝統的な作り方を自分の目で見れて本当によかったです。また1つ父親に勝ちました(笑)

この建物内部では革製品のお土産も買えますが値段が他に比べて高めに設定されています。正直何か買っていくか迷いましたが値段が高いのと皮の匂いが強く荷物に移る可能性があったので止めました。僕が革製品を手にする時はまだ遠いです。

モスク

旧市街には至る所にモスクが存在しています。中の細工はとても美しく言葉が出ませんでした。

中庭の床は全て柄で埋め尽くされ頭が目がおかしくなりそうです。モスクはイスラム教しか入れないものと観光客でも入れるものがあります。ここは前者だったのですが僕は入れると勘違いして写真を撮っていたところを写真に写っているじっちゃんに怒られ退散しました。入り口で入れるかどうか確認した方がよかった。。ただめちゃくちゃ綺麗だった。

日本の建造物では見ることのできない光景です。これ本当にどうやって作ったんですかね?

まとめ

シャウエンやタンジェの旧市街と異なり複雑な迷路のような旧市街でした。それ故に全く飽きることもなかったし常に楽しかったです。また町全体が世界遺産に登録されているだけあり、本当に綺麗でした。モロッコに行く際は外せない場所だし僕に勧めてくれた父親には感謝しかありません。

以上フェズのまとめになります。次は本当は書くはずでなかった南京虫編でお会いしましょう。

チャオチャオ

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